2018年03月09日

葬儀後に形見を準備する方法があります

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故人の形見の一つとして遺髪がありますが、体の一部ということもありより親しい関係である場合に残しておきたいと考えることがあります。髪を残すこと自体は古くから行う人がいましたので、不自然なことではありません。

宗旨宗派や特段の習慣にとらわれず行うことができますので、もし大切な人や近親者をなくしてしまった場合には、遺髪を分けてもらうことを検討しても良いのではないでしょうか。そこで遺髪の保存方法が問題となりますので、どのように取り扱えばよいのか考えてみましょう。

環境しだい劣化したりカビが生えたりしますので、しっかりとした保存環境を作ることが大切です。直射日光やホコリ、湿気にも注意したいところです。温度変化の少ない部屋に和紙などで包んで保存するのがベストですが、普段目にしないところにしまいこんでしまうことになるので抵抗がある方がいるのも事実です。

本来故人を偲ぶこと目的として遺髪を分けてもらっているのに、手元から離れた箇所に押し込んでしまうところに違和感を持つという具合です。遺髪の一部をペンダントに格納しておけば、いつも肌身離さず身に付けておくことができます。

いわゆる手元供養という形であり、故人を思う気持ちが強い方が行っている方法です。一方、遺髪以外にも形見にできるものはたくさんあります。遺品を全て残しておくことは物理的に難しい事が多いので、葬儀後に業者に依頼して遺品整理を行う際に準備しておくことができます。その際に残しておきたいものを選別して形見にすることをお勧めします。